
400℃を超える成形温度が必要なスーパーエンプラにおいて、添加剤の熱分解によるガス発生や変質は大きな課題です。
株式会社喜多村のPTFEマイクロパウダー「KT/KTLシリーズ」は、世界でも類を見ない耐熱性と潤滑性を両立した、摩擦・摩耗特性改良剤の決定版です。
KT/KTLシリーズは融点以上でも分解・メルトフローしないため、成形温度が400℃以上の樹脂への添加も可能です。特に最高分子量のKTシリーズは、420℃でも分解ガスの発生がなく、成形温度の高いスーパーエンプラ用添加剤として高い評価を得ています。
KT/KTLシリーズが解決する課題
成形温度400℃以上の樹脂への添加
融点以上でもメルトフロー(溶融流動)せず、粒子形状を保持します。
高温下でも樹脂中で均一な分散状態を維持し、安定した摺動性を発揮します。
熱分解ガスの抑制(特にKTシリーズ)
420℃の高温下でも分解ガスが発生しないため、ガスを嫌うPOM(ポリアセタール)や高温成形が必要なPEEK等に最適です。
製品寿命の向上とメンテナンス低減
樹脂・ゴム・エラストマー等へ添加することで、摩擦係数の低減とPV値の改善が可能です。
耐久性が求められる摺動部品において、圧倒的な低摩耗性を実現します。
KT/KTLシリーズのラインアップ
KTシリーズ(KT-300M/KT-400M/KT-600M)
完全に焼成された最高分子量・世界最高耐熱PTFE微粉末。PEEK等のスーパーエンプラに最適。
420℃でも分解ガスの発生が無く、分解ガスを嫌うPOMにも最適。
融点以上でもメルトフローせず粒子形状を保持するため、高温でも均一な分散状態を保持。
KTLシリーズ(KTL-450A/KTL-620/KTL-630)
完全に焼成された高分子量PTFE微粉末。
流動性・分散性に優れるため、混練機への自動供給が可能。
融点前後での体積及び形状の変化が小さいため、成形品の強度・寸法安定性に影響を与えない。